「よつかいどう和棉ばたけ」実習(5)

2021/09/30

 

 

 2021年9月27日(月)、よつかいどう和棉ばたけさんの農園にて、5回目の実習を行いました。
2ヵ月ぶりとなり、大きく成長している棉の姿に驚きました。
夏から開花している花々が実になって、ところどころ、すでにコットンボールができて、はじけているものもありました。
農園では、伯州、茶棉(この2つは和棉)、緑棉(こちらは洋棉)の3種類を栽培していますが、和棉は小ぶりで、淡い黄色の花が下向きに咲くので、実も下向き加減につきます。
一方、洋棉は枝ぶりががっしりしていて、濃いピンク、淡いピンク、白など、様々な色の花が上向きに咲き、実も上向き加減につきます。
それぞれの特徴について和棉ばたけ会長の田中さんにご説明いただきながら、棉を見て回りました。

 そして、いよいよ収穫。学生たちは、伯州、茶棉の中ではじけているものを覗きこみ、コットンボールをそっとつまんで、するすると出てきた棉を大事そうに手にとっていました。
今日の段階で収穫できそうなものを取り終えると、今度は、ハマキムシの退治に取り掛かりました。
ハマキムシは蛾の幼虫で、葉を丸めて中に隠れて、葉を食べてしまいます。
葉だけならまだしも、せっかくできた棉の実も食べてしまうことがあります。
学生たちも、くるくる巻いた葉を見つけては、中を開き、ハマキムシがいないかを確認していました。

 今回は久しぶりの実習となりましたが、花を観たり、コットンボールを収穫したりと、貴重な体験をさせていただきました。

 

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棉の花を観る

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伯州のコットンボール

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伯州と茶棉の収穫(1)

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伯州と茶棉の収穫(2)

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茶棉を手に取って

 

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